2026年4月16日木曜日

ファミコン時代のSFRPGの傑作「銀河の三人」

銀河の三人

彗星のごとく現れゲーム界の頂点を取ったと言っても過言ではないファミリーコンピューター(ファミコン)で、当時は珍しい、ファンタジー系のRPGではなく、SF系のRPG(パソコンゲームソフトの移植ではあるが)である任天堂初のRPGの意欲作「銀河の三人」の紹介です。

銀河の三人とは

「銀河の三人」とは、エニックスが1985年にPC-8801等で出したパソコンゲーム『地球戦士ライーザ』をファミコン用に大幅にアレンジした作品で、任天堂にとっては初のRPG作品です(移植ということで完全オリジナルの制作ではないですが)。

「ライーザ」とは作中に登場する主人公らの操縦するロボットの名前で、これに乗って外宇宙からの侵略者「ガルム」と戦う、独特な戦闘、移動システムのSF系RPGです。
パソコン版には無かった三人目のキャラクター、ESPを使ってパーティーをサポートしてくれるリミが新規キャラクターとして入ったことで、作品タイトルの「銀河の三人」となったようです。

地球周辺や、架空の宇宙などを舞台にした壮大な冒険物語です。
プレイヤーは三人のキャラクターを操作し、それぞれの特徴を活かして敵と戦ったり、謎を解いたりします。このゲームの魅力は、キャラクター間の関係性や成長が非常に面白い点です。ストーリーの中で、彼らの過去や運命が明かされていく様子は、プレイヤーにとって感情的な体験となります。

グラフィックは、ファミコンらしいドット絵で構成されており、シンプルながらも個性的です。特に、宇宙空間を表現するための背景やエフェクトは素晴らしく、プレイヤーをその世界観に引き込む要素となっています。音楽も非常に印象的で、各キャラクターやシーンに合わせたメロディが心に残ります。これらのビジュアルとサウンドは、プレイをさらに楽しくさせる要素として機能しています。



特徴・評価点

・マップ移動
目的地を設定した後、小刻みな「時空跳躍」を繰り返して距離をつめていくというシンプルなシステム。
3Dダンジョンを自力でマッピングして攻略するものが多かった当時においては、異色の方式であった。
惑星内では画面が一変し、サイドビューの4方向スクロールでシェルターを進んでいくものになる。
こちらも当時では異色で、ユーザーによい刺激に。

・戦闘システム
こちらも当時としては異色な戦闘方式。
コマンド選択式ではあるものの、よくあるRPGのように、ターン中に敵味方入り乱れて素早さ順に行動とかでなく、主人公・ブルー・敵全員と順に行動していく方式。

一応パーティーは便宜上三人という扱いだが、戦闘自体は主人公とブルーの2人のみが参加。
リミはあくまでESPで援護で、実際にはコマンド入力時に選択してリミのESPを使うことになるし、攻撃を受けたり戦闘不能になったりはしないので、実質武器のような扱い。

攻撃する手段は、ビームやミサイルなど、SF感が強くわくわくするものに。

・驚愕のストーリー展開
後半のとんでもない鬼畜難易度などから、クソゲー扱いされることも多いものの、ストーリーはきちんと筋が通っていて、重厚、かつ、驚きの要素も多く、かなりの秀作と評されることも。
ぜひ一度味わってみることをオススメします。

・地獄の攻略難度
よい点もたくさんありますが、当時有名だった難点としては、とにかく自力攻略が厳しいと。後半の長いダンジョンに対して、リミのESPは道中回復手段がない、エネルギーも持てる限度数が少ない。それなのに敵とのエンカウント率は異様に高いという。
とくにダンジョン内は、戦闘後、数歩進んだだけでエンカウントなどザラ。それなのに、最終ダンジョンの雑魚敵戦では、下手したらラスボスより強い敵(ガルバンゴル×9)などと出会ってしまうこともあるという。
それなのに、最大レベルまであげてもあまり強くない(というか最大レベルが低すぎる)ため、もはや回数制限のある最終兵器を雑魚敵に使うのが必須という。
発売後すぐに知れ渡った、敵にエンカウントしなくなる裏技は、クリアのためには必須とまで言われるほどに。


ざっくり攻略ルート

太陽系

まずは初期の宇宙、太陽系の攻略、以下順で回っていきましょう

・地球
主人公の名前を入力してゲーム開始。

・月
救命ポッドを入手して地球に持って帰ります。

・地球
救命ポッドを持って地球に帰ると、自動的に下ろして軍に預けることに。

・ディック

・ガルムベース1
初ボス戦、ガルムベースにはまず近づき、それからありったけのミサイルを撃ち込む。

・ピクセル
太陽系では最強のビーム兵器、イオンビームを買って、ガルムベース2へ向かいます。

・ガルムベース2
撃破したらシンプソンでミサイル等の補充したら、ピクセル経由でガルムベース3へ。

・ガルムベース3

・天王星
ガルム軍総司令というギーパディンからまるいきかいを入手。

・ユニック

・月の裏側

・金星

・火星

・アルゴス

・冥王星

・ガルム空母
接近して射程内に入り、反物質ミサイルであるHミサイルを撃ち込むだけで破壊できます。

撃破後、エンディングかと思いきや、今度はスターゲートという別宇宙への入り口が出現し、そこから「ガルム空間」へ。


ガルム空間

後半の外宇宙、ガルム空間へ。ほぼ流れは太陽系と同じ、探索→ガルム戦艦撃破、で。

・キャステロ

・ウル
情報収集とメガイオンの購入。

・ガルム戦艦1
ガルム空間初ボス戦。

・ガルムゲート
ガルム戦艦1を撃破するとガルムゲートに入れるようになりますので、突入、暗黒空間に出ます。

・オメガ
シェルター内奥でガルム四天王の一人、パディンとのボス戦に。
撃破するとガルムのディスクが手に入ります。

・データベース

・ザング

・イブル
壁があり、サイコビームで破壊でないと壊せないのですが、ザングで購入していれば壁を破壊、赤外線スコープを入手できます。

・ザング

・アモス
到着すると、四天王の一人、ボーラオーとの戦闘に。

・Xポイント
到着すると、このポイントは小惑星と判明、奥に行くとボス戦(ガルバンゴル×6)になります。

・ラー

・イム
最強のビーム、ハイパービームが購入できます。

・ガルム戦艦2

・ポー
奥へと進み、四天王最後にして最強の、ガメリンガーとの対決です。
撃破すると、Sシールドが入手できます。

・アルファ
地表面で究極兵器のイカロス砲が見つかります。

・ガルム要塞
接近し、攻撃距離になったら、イカロス砲を一発撃つとガルム要塞の外壁に穴が開き、中に入れるようになり戦闘は終了。

アイテムはなく、ひたすら奥へ進みます。
最後にボス連戦、ガルバンゴル7体、8体、9体、その後、ガルジャッカ×3とのバトルがあり、倒すと衝撃と言われる本作のエンディングへ。


参考



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